基本的に動物園も水族館も一人で行きます。
「え、ひとりで行くんですか?」と聞かれることがありますが、きっぱり「はい!」単独行動がとれないヒトは苦手。それに一人になりたくてそういう場所に行くんですから。
それでもたまに、ごくたまに、この人とこの場所でもう一度会いたいと思う出会いがあります。
【その1】30年ほど前に上野のキリン舎前で写真を撮ってくれないかと頼まれた女の子。どうしてるかな。
【その2】2年前に上野のガイドツアーで一緒になってその後しばらく一緒に歩いた看護師の女性。アイアイの森に入って「ゴキブリって触ったことありますか?」と聞かれ、「ないない!」というワタシに「かわいいですよ。シューシューってなるんです」「え、えぇぇ・・へぇぇぇーーー」偏見を取り除いてくれて。暗闇でアイアイがミカンを食べるのをひたすら眺めて。のちに一度だけ見かけたことがあるけれど、あまりにも楽しそうにラマを見つめていたので、その彼女を見て充分幸せな気持ちになった。
【その3】今年の春に新江ノ島水族館のコツメカワウソ館の前で話し込んだ自分より少し年上の女性。たいてい「かーわーいーいーー」で終わってしまうのが、「こういう子たちが昔の日本にはたくさんいたんですよね」というワタシのつぶやきに反応してくれて30分以上も話し込んでしまった。お互いケータイを携帯しないという主義までかぶってしまい、連絡先も交換しないまま(そこも気が合った)
【その4】先週、ズーラシアでカップルの女の子。
オランウータン見て
彼「ひとりでかわいそうだね」
彼女「でも基本単独行動なんだよ」
ヒガシクロサイを見て
彼女「あの体であの足ってすっごい細くない?」
感情的な彼氏の言葉に対して鋭い分析、でもその間にある愛情にふんふんと頷いてしまうワタシでありました。(ちなみに決してストーカーではありましぇん)
オンナとはつるまない自分が、こうして振り返ってみると記憶に残るのは女性なのが不思議。いや、、、、(以下却下)
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